2013年9月11日水曜日

ラジオ放送後記:「mokoscope第3回」ゲストは多田有香さん(なおきち雑貨点 雑貨担当&編みぐるみ作家))

FM西東京の平日お昼のゲストインタビュー番組「まちともプラス」。
「mokoscope(第一水曜日)」の第3回をお届けしました★

ゲストは編みぐるみ・編み小物作家の多田有香さん
田無駅北口近くにある「カフェ&ギャラリー 田無なおきち」に併設されている「なおきち雑貨点」の雑貨担当もされています。



手のひらに乗るようなウサギやクマ。頭の部分が動物になっている赤ちゃんのガラガラ。
赤ちゃんや小さい子どもの肌に触れても柔らかく安心なオーガニックな素材で作られた編みぐるみや編み小物です。

ほっこりするウサギやクマのお顔は、よく多田ちゃんに似てる!と言われるそうです。たしかにー!!

多田ちゃんは、ご自身が編み上げた作品に加え、その編み図や作り方、必要な分量の材料がセットになったキット(一部作品)も制作、販売されています。
できあがった作品とキットの両方を用意しているのは、子どものために自分で手作りする喜びを実感してほしい、という思いがあるからだそうです。

小さいころからいろいろな種類の「手作り」が大好きだったという多田ちゃん。
でも趣味の域を越えず、遠ざかっていた20代を経て、2人の娘さんを授かり子育てする中で手作りに再会します。

そのなかでも自分に合う!と感じたのが編み物。
販売は初めてという人も利用できるレンタルボックス型の雑貨店でのデビューを機にオリジナル作品を作り始めました。

しばらくして編み物のワークショップ講師を探していた「田無なおきち」のオーナー佐藤うららさんと出会い、意気投合。
なおきちでの多田ちゃんのワークショップはスタート早々人気講座になります。

しかしそのなかで、もっと編み物の知識もスキルも身につけたい、聞かれたことに何でも答えてあげられるようになりたい、、、!という思いが強くなり、思い切ってワークショップをお休みし、学校に通うことを決意します。

お休み中もなおきちのお客さんのために制作キットは届けたいな、、、と思っていたところに、うららさんのなおきちで雑貨をおくコーナーを作りたいという構想が重なりました。
それが「なおきち雑貨点」になりました。

現在、多田ちゃんは学校の勉強や家事育児と並行し、「なおきち雑貨点」の雑貨担当として活躍中。お仕事は扱う雑貨のラインナップを考え、新しい作家さんの受け入れ、作品をおいている作家さんとのやるとり、売り場作り、時には店頭に立ち、、、と多岐に渡ります。


編み物以外の作家さんとの関わりや、お店をつくるという経験は、ご自身の作家活動にも大きな影響と刺激を与えてくれている、とお話してくれました。

「雑貨点」の「点」はひとりひとりの作家さん。点と点が繋がり、線に、さらに面になっていけたら、、、。また「点」という漢字の形がランプに似ていることから、なおきちが作家さんや雑貨たち、その雑貨を手に取る人たちを明るく照らすような存在になりたい、という思いも込めているそうです。

多田ちゃんの話を聞いて、私は簡単に「好きなことを仕事にできていいね」とは言ってはいけないなーとあらためて思いました。
好きなことを見つけるのも、それを仕事に変えていくのも簡単じゃない。転機は偶然のようにもみえるけど、その偶然に出会う努力や、その機会に思い切って乗る勇気を出したからこそ次の展開があったんですよね。
さらに、始めてみて感じる至らなさに諦めず、目もつぶらず、ペースを落として学び直すという決断…。
心から尊敬します!

振り返ってみると、10代の頃の手作り好きからずっと続いて歩んできた道が見えますね。
「キャリア」って、ラテン語のCarraria(馬車などの乗り物の通り道=轍)が語源なんだそうですが、まさにそうなっています。

学校に通う期間は限られていますが、「その先も一生勉強です」と多田ちゃん。
多田ちゃんとなおきち雑貨点のこれからがますます楽しみです!


さて、この9月は「田無なおきち」がお店を飛び出します!
楽しい秋の幕開けに、ピッタリなイベントです。

今はワークショップをお休みしている多田ちゃんも、この日は「タティングレース」の体験講座を開くそうです!
この「タティングレース」、レース糸とシャトルと呼ばれる小さな糸巻きと指でつくるレース編みの手法。ヨーロッパで昔から作られてきたものだそうですが、日本ではまだ習える機会は少ないみたいです。

小さなモチーフでも上品で目を引きます。同じデザインでも糸の色や質感で印象が全然違う!

他にも「なおきち」でおなじみの作家さんが何人も出店したり、生ライヴが楽しめたりします☆

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<やおよろずのさんぽ市@ひばりが丘PARCO>
9/15(日)10:00~17:00
ひばりが丘PARCO  1F/5F・特設会場
(西武池袋線ひばりヶ丘駅南口すぐ)
※雨天のため、1階店頭での出店は中止となったそうです。
5Fで行うワークショップや占いなどのショートリーディングセッションと、
ライブ(場所未定)については予定通り行うとのことです。(9/15 8:00追記)

同時開催:タナシインドラライブ!
シーナアキコと薔薇の木 
清水あつしトリオ

<やおよろずのさんぽ市@田無神社>
9/22(日)10:00~16:00(雨天中止)
田無神社 境内(西武新宿線田無駅北口徒歩6分)

同時開催:タナシインドラフェス!
COINN
シーナアキコと薔薇の木
清水あつし

主催:田無なおきち/unicoco inc
*会場にお越しの際は、公共の交通機関をご利用ください。

「田無なおきち」のサイトFacebookページでは続々と当日に関する情報がアップされていますので、ぜひこちらもご確認ください!

***

来月の「まちともプラス/mokoscope」は10月2日(水)です。
次回もどうぞお楽しみにー!!

  

2013年9月3日火曜日

ラジオ予告:9/4水「mokoscope第3回」ゲストは多田有香さん(なおきち雑貨点 雑貨担当&編みぐるみ作家)

こんにちは★まだまだ暑いですが、いくぶん過ごしやすい時間帯が増えてきましたね。

月に一度、第一水曜日の「まちともプラス(FM西東京 12:00-12:45 ゲストコーナー再放送19:00-19:30)は「mokoscope」の日☆
私も身をおくNPOセクターの方や、同じように子育てしながら、一人の社会人としてすてきな活動をしている人をスタジオにお招きし、その方の活動や今までの話、これからの夢をお伺いしています。

明日9月4日(水)放送、第3回のゲストは、多田有香さん★
小平在住の編みぐるみ・編み小物作家さんです。2児の母でもいらっしゃいます。

「多田ちゃん」はご自身の作家活動やお勉強、子育てと平行し、田無のパワースポット「カフェ&ギャラリー 田無なおきち」の中にある「なおきち雑貨点」の雑貨担当さんとしても活躍中です。
おいおい「雑貨」って誤字だよー!と思った方、いえ、誤字ではなく、「雑貨」なんです。

この「点」に込めた思い、ご自身が作家でありつつ他の方の雑貨もそろえたお店をつくる担当をされているってどんな感じ?!などなどお伺いしていきたいと思います☆

放送時間は12:00-12:45、ゲストコーナーは同日19:00-19:30の再放送でもお楽しみいただけます。


☆放送の聴き方☆

(1)西東京市周辺の方は、FMラジオを84.2MHzに合わせて聴く

それ以外の地域のかた、西東京周辺でも電波状況が悪いかたは以下の方法で。

(2)インターネットサイマルラジオで聴く
→ただPC環境によってはダウンロードが必要な場合があるので、事前にご確認をお勧めします。

(3)スマートフォンをお持ちの方は無料アプリ「TuneIn Radio」でも聴けます
→全国のコミュニティFM放送をはじめとして、海外のラジオ局の放送なども聴けてしまうオススメ無料アプリです。
・Google Play: https://play.google.com/store/apps/details?id=tunein.player&hl=ja
・App Store: https://itunes.apple.com/jp/app/tunein-radio/id418987775?mt=8

ぜひぜひ聴いてくださいねー!