2013年12月31日火曜日

モコレコメン:自分ごととして、自分の言葉で、自分の夢として/ドリームマップ作りました!

今年の秋、何だかいろいろ慌ただしかったのですが、その中でもスケジュールをえいや!と確保して参加して本当によかったこと。それは「ドリームマップ講座」です。

ドリームマップ、通称ドリマ。
ドリームマップとは、直訳すると「夢への地図」。将来なりたい自分の姿をイメージし、台紙の上に写真や文字で表す自己実現のための目標達成ツールです。(「一般社団法人ドリームマップ普及協会」の公式サイトより引用)

私がドリマのことを知ったのは、市内で子育て支援の活動をしている先輩母たちの何人かのブログの中に作ったドリマを「キッチンに貼って毎日眺めている」「見るたびにワクワクする」という記述があったからだと記憶しています。

その後、しばらく時間がありましたが、市内に住む友人が協会の理事になられて、Facebookなどで話題にされていて再び興味を持ちました。

雑誌をみながら、気になる絵や写真、言葉を切り取って貼る、コラージュ的なものは、やったことがありました。
例えば今までの来し方を振り返り、いくつかのターニングポイントについてコラージュで表現するという「ステッピングストーンズ」というのを、マドレボニータの合宿などのお互いを知るための時間でやったことがあります。
こういう方法、自分の頭の中が投影されるような、一方で思ってもいなかったものがあらわれたりもして、自分が作るのも、人が作ったのを見せてもらいながら話を聞くのもとっても楽しいと思っていました。

一方で感覚的なままで終わってしまうというか…もう少し何かここから広がったり、具体的な何かを変えていく可能性がありそうで、でもそこで終わってしまうもったいない感じがしていました。
ドリマは、見た目は似ているのですが、未来のことをテーマにしているようだし、自分で言葉も足しているようだし…。作った瞬間だけでなく、その先にも効いていきそう、と思ったのでした。

そんなところに、友人から直近で、市内でやるよ!というご連絡をいただき、ついに!参加した次第です。

参加してみてまず思ったことは、終わった直後に書いた感想を引用します。
↓↓↓
今までもブログなどで完成したマップを手にした参加者の様子などを拝見し、
楽しそうだなぁと思って興味を持ったのですが、
実際にやってみると百聞は一見にしかずという感じでした。
もちろん楽しいのですが、脳の仕組みから考えられた科学的なもので
理屈も感覚も両方満たされる手法でした。
またマップを作ることがゴールではなく、その発表や仲間の質問にとっさに答えたものに
自分の「こんなもん」という想像を超えた夢があって、ここでまた一方広がりました。
比較的自由でいるようで、いろんな自分で作った制約や限界の中にいるんだなと実感しました。
それではその範囲から超えた素晴らしいことなんて起きないし、種があっても気づけないですよね。
日頃の考え方にも影響を与えられそうです。

この感想、終わった直後にまとまらないうちに手で書いたものなので、1か月以上たった今、言葉を足してみます。

講座では、全6時間のうち、前半ではマップをつくりません。
ウォーミングアップからはじまって、いろいろなワークを通して言葉やイメージを出していったり、夢を実現させるための道筋、考え方などの説明もあります。
この、感覚的なことを扱いつつ、論理的なところがすごく好きでした!

1回目の最後で、マップをつくるための雑誌の切り抜きなどの説明や、マップの下書きをする時間があります。私が受けた講座は、1回目と2回目の間が2週間弱あいていました。なので、1回目で教わったことを踏まえて、いろいろ切り抜きを準備することができました。
といっても、結局準備は直前に集中することになるので(笑)、あまり日数はあいていなくても同じかもしれません。

また、1dayの講座で、6時間通しでで仕上げるところまでやる講座もあるので(そっちの方が多いかも)、その場合はあまり自分で切り抜きを準備できないのかもしれませんが、事前にどんなものを持ってくればよいかご案内があります。会場にもさまざまな雑誌が準備されているので、それから選ぶことでより直感的なものを選べるという利点もあるかもしれないです。
私も会場の雑誌からも切り抜きしましたが、手にとったこともないような雑誌からも切り抜いたので、そういうところも面白いですよね。

マップでは、画面を4分割して、だいたいここにこういうことを貼る、というような、窮屈すぎず、何でもありになりすぎないルールがあって、それもよいなあと思いました。

このドリマ、もともとは起業を目指す女性向けのワークショップとして開発されたとのことですが、起業したい人はもちろん、組織で働く人にもとってもいい効果があると思います。

例えばNPO法人などは、ミッション・ビジョンが明確にあって、それを関わる人が共有できているはず、です。
いや、NPOでなくても、企業でも、特に組織であればそうでありたいはずですが、NPOは特にここに共感するから活動に参画しているのだと思うので…。

ただ、そのミッション・ビジョンが自分の力だけではどうにもならない、大きくて遠くにある、北極星のようなものだったりもしますよね。ミッションはそもそもそういうものですが。
そのミッション・ビジョンを決めるのにも自分が関われず、「上から降りてきた(もちろん共感はしているけれど)」というものだという場合もある(ここも、企業も同じ。いや企業のほうがなおさらそうかもしれない)。

腹落ちして、納得しているからここ(組織)にいるんだけど、それ以外にもいろいろある自分の日常や家族とのあれこれ。思うようにばかりは使えない時間の中、着実にそこに近づけていないような気がしたり、整合性はついてるはずだけど、遠すぎて途方に暮れたり。そもそも自分は何を目指したいんだっけ?
そういうことって、ほんとに日々振り返る機会をもうけるのって難しい。

そこを、ドリームマップというツールと、マップをつくるという機会をとおして、各々のいろんな面のライフやワークもひっくるめた中で、自分ごととして、自分の言葉で、自分の夢として据えていく。それも3年というある程度現実的に思える近さの時間軸で。

作り終わった後は、一緒に作った仲間とそれを言葉にします。言葉にすることで、もう一段具体的になります。言葉にすることで、いやおうなしに具体化しないといけないからです。さらに仲間からの想定外の質問に妄想しながら答えていくと、おっと大口たたいちゃったよwみたいな発言も出てきます(もちろん、どんなことを言ってもみんなに喜んで受け止めてもらえます。揶揄や失笑は全くなし)。

ここにもう一度殻を破る感覚がありました。このステップを経て、さらにこの写真加えたいかも、とか迷ってたけどこの言葉書いちゃえ!みたいなブラッシュアップを持ち帰ってからする人もいるでしょう(私はしました)。
#実はこのステップが、「完成しましたー!」の集合写真からは見えない効果だとも思う。

ドリマに書いた夢はなぜか叶っちゃうと言われているそうですが、
スピリチュアルなものではなくて、やっぱり可視化することでその人の行動が変わるからでしょう。
また、欲しいもの、かなえたいことは折に触れて口にしていたほうが叶う気もします。それを聞いていた人がひょんなことからつなげてくれたりするかもしれないし。密かに願って夢を叶えるというケースもあるかもしれないけど…。

私のドリマはこちら。


一番自分が気に入ってるのは、ココ!

西東京市のマスコットキャラクター「いこいーな」にバランスボールをしてもらいましたw
加えた言葉は「西東京の2000人の全産後女性がマドレのプログラムを受け取っています」
かなえたいー!

なんかね、ドリマ講座終わった後の集合写真と、マドレボニータの産後クラス4回コースの集合写真をみて、似たものを感じます。
しかるべきことをして、たどり着いたからこその笑顔なんだけど、もともとこういう笑顔ができる人が笑っているようにとられちゃうんですよね
もちろん、この写真にひかれて参加してくださる方もいるわけなのですが、私はこういう笑顔できる状態じゃないからいいやと思う人もいるんではなかろうかと。
認知促進活動をしている側からすると、そういうところが難しい。

もしかしたら、ドリマも若干そういうところがあるかもしれないですね。
既にキラキラしている人、リア充な人が頭の中を転写して眺めてうれしい!みたいなもの、みたいな。
でも実は、行き詰まっているときこそ転機を自分で作れるツールなのではないかと思います。
(あ、もちろん今が楽しくて充実している人は、それをさらに引き上げる効果があると思いますよー!)
もっと早く作ってみたかったなーとも思うけど、今回がいいタイミングだったから今になったのかな、という気もします。


ドリマ、やってみたい!と思った方、
直近の講座予定はこちらから(岩手、東京、静岡、名古屋、三重、大阪、広島)。
ここ↑には載ってないけど、1/18(土)に福岡初の講座もあるそうです。
http://blog.canpan.info/dream-map/archive/207
年もあらたまりますし、とってもいいタイミングだと思います☆

  

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